バロンといえば鍋島氏、バロン倶楽部を支え続ける重鎮。
8月15日を前にバロンとの出会いを語ってくれた。
「バロンとの出逢い」
バロンとの出逢いの前にガムランとの出逢いなのかもしれませんが、
格闘技のオープントーナメントに参加することになった時、
刻みとスピードの速さが尋常でないブレガンジュールというお葬式など行列をする時によく使われる曲を友達の国藤稔さんからテープを貰ったのがガムランとの最初の出逢いです。
その後1990年頃、パ、カントールさん、パ、スマルサさん、パ、スダルノさん、パ、スエーさん、パ、マンブットさんらが来日して、大岡山で皆川さんを初めとする先鋭の日本人が加わった中に、何故か始めたばかりの私がゴングで参加させて頂きました。その時がバロンとの出逢いです。お面を付けたトペンもバロンも見たことの無い不思議な動きをしているというのが、第一印象です。お面をつけて踊られた方なら、自分の力を引き出してくれる不思議な感じを受けられた経験が有ると思います。
加えて、自分以外にもう一人居るような。
バロンの場合、とにかく重い!その重さがどう仕様もなくなった時に、ふっと軽くなるのです。自分の中の何かが変わった様な、具体的な動き方が変わったのか? 意識はもうろうとしていても、誰かが踊ってくれている様な。
バロンの中は暗いせいか、宇宙の中に居るみたいです。ですから、バロンに形や物語があって受け継がれながら、実は私たち皆んなの胸の中に居るのではないかと思っています。きっと、ランダも居るのでしょうね。
鍋島
8月15日 江東区 東西線 門前仲町 下車
富岡八幡宮 境内 20:00~
是非お待ちしています。
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by fukagawabarong_c
| 2015-08-11 03:13
| イベント